凄い鮫たち


11月最終日の更新、いよいよ明日から師走ですね…!

↑とかいう前口上とは・全くもって脈絡のない話かも知れない

はい。鮫・サメ・フカ・ワニ。のこと。

毎日濱長に足を運んで下さるお客様方はよ〜くご存じでしょうが、何故だか我が濱長の店頭には鮫(やらエイやらウツボやらマンボウやらクリオネやら、)が並ぶこと、少なくないのです。

これ推測の域ですが、おそらく活け物担当のT氏が‘変わり種’にどうしても手を出さずにはいられない性分が原因、と思われ。

しかしかくいう自分も、実はそういった変わり種…というかサメ!ダントツにサメ!に心惹かれて仕方がない性なもので。

…こうして店頭に鮫が並ぶと子どものようにはしゃいでしまうのです〜♬

いい大人が〜♬

↑この日もこんな風に鮫肌と戯れているとき。ふと、少し前の科学誌「サイエンス」に発表されたニュースを思い出しました。

ご存知でしょうか?最長400歳以上まで生きるという鮫群のこと。

400歳って…!

日本では…徳川家康が東照大権現の神号を受けたり、キリシタン禁止令が出たり。

世界では…フランスでルイ13世が即位していたり、オランダの西インド会社が特許権を取得した頃。

に、誕生したということです。

…などと言われてもいまいちピンと来ませんが

まさに主(ヌシ)。

とにかく凄い、というのは伝わってきます。うん。凄い。凄い鮫たち。

‘ニシオンデンザメ’ といいます。

何となく凄味を感じませんか…?

こんな、畏れ多くも神秘がかった生き物でさえ、店頭に並ぶと大抵が即売してしまう(であろう)のだからニンゲンって何と業突く張りな…

(そうそう、お客さんの要望で店頭のサメをフィレに頼まれたとき。お腹の中から4〜5尾の子ザメが元気良く躍り出て来たこともありましたっけ。数日のうちにその子ザメ達も買われていきましたが涙)

などと想い巡らせながらも深呼吸…!

さ〜て!明日から心新たに、です!

‘変わり種’のみならず・文字通りの

‘師走’、に恋焦がれるとしましょう!

客・来い(恋)!

魚・来い(恋)!

繁・忙・ウェル・カム!!